Quad点ロックLNバイアスボード
特長
- EOSPACE、IXblue、住友大阪セメント、others
- 機器組み込み用
- ±15VのDCバイアス出力
- 超低雑音
- PD内蔵
- マニュアル運転
- オート運転
- オートチューニング機能
- PD電流とDCバイアス電圧のモニタ出力
- ±24V電源
概要
LN-SD24-E01は、機器組み込み用のQuadロックLNバイアスボードです。
EOSPACE、IXblue、住友大阪セメント社をはじめとする、各社のLNモジュールに対応します。
最大±15VのDCバイアス電圧を出力します。
直接DCバイアス電圧を設定できるマニュアル運転とモニタPDにより、Quadに制御するオート運転があります。
オート運転は+Quadと-Quadの制御方向を選択できます。
オート運転は純粋なネガティブフィードバック制御なので、サイレントなQuad制御をします。
Peak/Null以外の自由なポイントに運転点を設定することができます。
DCバイアス電圧の出力雑音は10kHzまでが3μV/√Hz以下、100kHz以上では20nV/√Hz以下の超低雑音です。
したがって、高S/Nが求められるRF変調用途に最適です。
機器組込み用なので、電源を接続するだけで直ぐに使うことができます。
また、PD電流とDCバイアス電圧をモニタ電圧として出力しているので、運転状況を外部でモニタすることができます。
Quadに設定するまでを自動で行うオートチューニング機能があります。
これは外部からも起動させることができるので、本ボードを機器の内部に組込んでも簡単に再チューニングできます。
-15Vもしくは+15Vのレール電圧にDCバイアス電圧が達したら、自動で0VにDCバイアス電圧を戻し、オート運転を再開します。
0Vに戻す前にジャンプ信号を出しますので、突然通信が途絶える問題を回避できます。